ほんの10年前とか20年前まではうつ病などの精神病と言われるものは、世間から偏見の目で見られがちで「うつ=甘え」とか「統合失調症=キチガイ」と言うようなイメージが一般的でしたが、現代ではそう言った精神病が社会的に見直されはじめ一般にも浸透してきました。
もちろん今でも偏見を持つ人はいますが、昔は偏見を持つ方が普通だったのが今では偏見を持つ方が異常と言うような認識になってきていて、精神病に対して偏見や差別的な発言をすると社会的に悪いと言うような新しい常識が定着してきています。
そう言った意識の変化から世間一般でもうつなどの精神病をセルフチェックする人も少しづつ増えはじめ、ひどくなる前に対処することができるようになってきてはいるものの、やはり未だ病院に行くのには抵抗がある方や精神病であることを人に言えない人も少なくありません。
そんな現代人に贈りたいうつっぽいなと思った時にする対処法の1つをお話したいと思います。
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うつっぽい時の対処法
まずうつ病などの精神病にはいろんな原因があります。
過度のストレスはもちろん、特定の栄養が不足している場合や環境などがあり、厳密にコレと言う風には決めつけることは難しいです。
しかしある程度何が原因になるかはわかっているので、対処の使用はありますね。
基本的にはストレスからなる場合が多いので、そのストレスを軽減するかなくすことができれば改善することもできるのですが、それが仕事や家庭の問題であることも少なくないので簡単に仕事を辞めるとか離婚するなどで対処するのは簡単なことではありません。
しかしそれに近いことをすることはできます。
それが環境を変えることです。
うつなどの精神病はしばしば何かが引き金となる場合があります。
例えば仕事が原因でうつっぽくなっている場合、仕事の内容なのか人なのか何かが原因となってストレスを感じていると思うのですが、上司に怒られることがストレスになっているとすれば、その場所や持ち物、着ている服など何かが引き金となる事があります。
うつっぽくなってくると、そのよく怒る上司がいつもつけているネクタイがトラウマとなり、ネクタイをみると恐怖心を感じるとか、怒るときにペンをいじくるのがクセの上司ならペンを見ると恐怖心を感じるなど、何かが引き金になるのです。
このように、誰か特定の相手が原因だとしても、何か特定の場所だったとしても、似たような何かものや場所など環境がトラウマとなって、それを観たり聞いたりするだけで引き金となりストレスやうつっぽさを感じたりするようになるのです。
ですのでいきなり仕事を辞めることなどは難しいかもしれませんが、その特定のものを出来る限り排除することが対処法になる場合があります。
ただそれらを完全に排除するのは辞めることよりも難しいことです。
本当にキツイなら病院に行って相談することやその診断書を持って会社に相談すること、そして会社を休職したり辞めること、それによるデメリットは大きいと思うかもしれませんが、我慢して続けたとしてもいよいようつになってしまいます。
うつ病などの精神病が厄介なのは、完治しないと言うことです。
風邪などの体の病気と違い、心の病は目に見えません。
熱が下がったから治ったとか切ったから治ったなどのような明確な判断基準がありません。
それに先ほども言ったように何かが引き金になっている場合がありますので、治ったと思ってもその引き金によってまた再発する可能性もあって完治したとは言えないのです。
うつ病になってしまえばそれからずっと付き合っていかなければなりません。
ですからそうなる前に対処することが無難なのです。
とはいえ簡単に辞めることはできないかもしれないので、できるだけ引き金を引かないようにその原因を把握しできるだけ避ける。
これがうつっぽい時などにしておきたい対処法の1つです。
簡単な事ではないと思いますが、うつになる前に対処していただければと思います。
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