過去を振り返っていると、あの時ああしてればなとか、こうしてたらななどと考えてしまうことってありますよね。
特に失敗したことに対してああして”たら”こうして”れば”と考えがちで、このようなタラレバばかり言っているアラサーを題材にしたドラマ、東京タラレバ娘が現在テレビで放送中です。
過去を振り返って反省することはとても大事な事ですが、ただタラレバ言ってうだうだしてても未来に生かすことはできません。
人間は現段階では過去に戻ることはできないので、ああしてたらこうしてればと考えたところでもうその時には戻れないのです。
ですからタラレバ言うのはもはや空想でしかありません。
そのときそうしてれば今とは変わっていたかもしれませんが、変わっていたかどうかはわからないのです。
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例えばAかBの2択問題で不正解だった場合はもう一方の答えを選んでいれば正解だったと言えますが、人生の2択にはどちらも正解である場合やどちらも不正解である場合もあるのです。
つまり、あのときああしてても不正解だったかもしれないのです。
タラレバ言う人はなぜかいつももう一方の答えが正解だったかのように言います。
ですが今選んだ選択肢が不正解だったからと言って、もう一方が正解であるとは限りません。
さらに言えば人間はそのときは正解でも時が経つと不正解になる場合もあります。
例えばめちゃくちゃイケメンのAさんとブサイクなBさんの2人から同時期に告白されたとします。
イケメンが苦手な人やブサイクな方が好みの人もいますので一概には言えませんが、多くの場合この2択だとイケメンの方を選びますよね?
でも付き合っている内に次第にイケメンはDVはするし、浮気はするし自分勝手なモラハラ野郎だったとしたらこの選択は間違いだったことがわかります。
逆にブサイクな方はすぐに出世してお金持ちになってとっても優しい人だったとしたらこちらの方が正解だったと思いますよね。
結果だけ見ればBの方が正解に思えます。
ですが、告白された時点ではその情報はありません。
限られた情報の中で正解なのはAです。
明らかにAの方がいいのに無理にBを選ぶなんて人はまずいないと思います。
つまり、Aを選んだあなたは最初から失敗することが決まっていたと言う事です。
あのときBを選んでいたら良かったとか、Aを選ばなければ良かったなどと言ってもBの見た目が好みじゃなくて嫌だと思った時点でBを選ぶと言う選択は苦痛を伴います。
いくら出世しようが優しかろうがそれは失敗なのです。
このようなことはいくらタラレバ並べても失敗する運命だったと言えます。
ですから重要なのは過去を振り返ってタラレバ言い並べて後悔することではなく、見た目に惑わされてはいけないことや人は見かけだけじゃないと言うことを反省し、学ぶことが重要なのではないでしょうか。
イケメンを選んで失敗したことを糧に、今度からは見た目だけではなく内面も重視しようと考えることで失敗が成功の元となるのではないでしょうか。
ああしてればこうしてたらとタラレバ言い並べることは
そう、無駄なのです。
今回はタラレバ娘とかけて恋愛を例に出していますが、会社とかでもあのときああしてればなあとかこうしてればよかったのにとかって言ってる上司とかいますよね。
何も女性だけではなく男性もタラレバ言ってますし、若い人だけでなく年上の人も行ってます。
老若男女問わずタラレバしているのです。
私もタラレバしているときはありますが、なるべく自分で気が付いてそれをどう生かすかという考えに子方向転換するように気を付けています。
完璧にそうできる人はなかなかいないかもしれませんが、なるべくタラレバしないで先に生かす方向に転換できると良いですね。
それでは今回はこれで以上です。
また次回お楽しみに。
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