その発言本当にそれでいいのですか?SNS上の不適切な発言について

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SNS関連
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何度か当ブログを見て下さっている方はご存知かも知れませんが、私はSNSが好きだけど嫌いです。

ざっくりその理由を述べると、SNSの多くは自分を良く見せたい、または構ってほしいアピールの場として使われていて、それだけなら問題ないのですが、監視されているような気分になったり、SNS上でつながっている人の書き込みを見ている前提で話をすることに嫌悪感を覚えるからです。

とは言え私もSNSは利用しており、Twitterのフォロワーが増えれば嬉しいですし、いいねなどの反応があればうれしく思います。

しかし、それを強要するような雰囲気や自慢の多いか気も身を見ると嫌気がさします。
また、Facebookなどの実名で登録しているものだと名前を検索すれば簡単に見つかり、Facebook上での友人が増えれば増えるほど書き込む内容には宙を払わなければなりません。

つまり現実よりもより狭い世界で窮屈なSNSライフを余儀なくされるわけです。

そんな中、数年前Twitterで飲食店の従業員が、店の冷蔵庫に入って写真を自撮りするなどして、それを投稿したことが問題となり、匿名だからと言って社会常識に反することをする一部の者が発端となり、今や匿名でも気軽さが薄れてきたように思います。

Twitter上での非常識な投稿や写真などが問題となってからは、そのようなバカな真似をして注目を浴びようとする者はかなり少なくなったように思えましたが、今度は匿名性の高いTwitterではなく、実名登録であるFacebook上に非常識な投稿をする人が増え始めている。

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SNSの存在意義は自己アピールの場だと言うことは間違いないと思う。
しかし、そのアピール正しい面をアピールできているのだろうか。

例えば、最近海老名市議によるTwitterでの同性愛差別発言が話題となり炎上しました。
またそれより少し前、2歳の子どもにタバコを吸わせる動画をFacebookに投稿した男女が炎上し、警察に御用となりました。

飲食店などで働く従業員のふざけた写真の投稿はなくなったが、今もこう言ったバカな発言や投稿をする人は絶えません。

これら全ては間違った自己アピールが炎上へとつながっているのではないでしょうか。
投稿した本人たちは、ただ目立ちたかっただけなんだと思います。

同性愛者を叩いて、自分は異性愛者だとアピールすると同時に、一定数いる同性愛者を非難する人から支持を受けます。

ふざけた写真を投稿することで、面白いと言われたい。
子どもにタバコを吸わせ、子どもがいて幸せアピール、タバコを吸わせ人とは違うアピールなど自分は特別、自分が正しいと認められたい、チヤホヤされたいと言う願望からこのような投稿をするに至ったんではないでしょうか。

そう考えると、彼らは間違ったアピール方法を取ってしまっただけで、他のユーザーもこの危険性はいくらでも孕んでいると言えます。

例えばFacebookでは幸せ、充実、楽しい、正しいと思われたい人はかなり多くいます。
カフェでランチした画像を投稿し、仲間とバーベキューをしている写真の投稿。

事件やニュースに対しての意見を投稿するなど、全ては自分を認めて欲しい願望、自分はこんな人、こんな生活だとアピールしたい願望をSNSに投稿し、それに対して何か反応があることで認められたと喜びを感じているのです。

つまり、ニュースに対する意見が、一般的に非常識な意見だ思われれば叩かれます。

また、自分が楽しいことをアピールしたいがために載せて欲しくない人も一緒に写真を撮り、それを無断で投稿するなどがあります。

ニュースなどや炎上に発展するのは、一部の絶対的悪なだけで、そこまでひどくなくても本当は嫌な気持ちになっている人や、面白くない人はたくさんいるのです。

そして私のように、まわりを気にしてどんどん何も発言できなくなっていくユーザーは実は多くいて、SNSは常識的な人ほど苦しい物となっていく可能性があるのです。

炎上しているのが一部、叩かれているのは一部、確かにそうかもしれません。
しかし、いつだって誰だってその一部になる可能性は秘めているのです。

そもそも意見と言うのは、この世界にいる誰かを否定する事でもあります。
SNSで投稿する時点で一定数の誰かを傷つけ、批判につながっていることは間違いありません。

また、人は同じ意見でも言っている人によって違う反応を示します。
私があなたに対してSNSは危険だからやめなさいと言うのと、実際にSNSで炎上した人があなたにSNSはやめなさいと言うのとでは説得力が違いますよね。

これと同じように私を知る者にこの記事で言っていることをそっくりそのまま言ったとして、仲の良い友人は襟を正すことでしょう。しかし、私を良く思っていない人に同じことを言ったとしてもその人の心には響かないでしょう。

つまり先入観やその人の印象によって同じ言葉でも捉え方が異なると言うことです。
その印象をよくするには、まず見た目、次に言葉遣い、批判しない、などを続けてきた者の発言は良い風に捉えられる事でしょう。反対に見た目、言葉遣い、批判が多い人は、悪い印象となりその者の発言は悪い風に捉えられるでしょう。

SNSで自慢が多い人は自己主張が激しい印象となり、批判が多い人はとげとげしい印象となります。さらに人と映っている写真ばかり載せる人は、寂しがりやでプライバシーをおろそかにする印象を与えるでしょう。

最初は気付かないかもしれません。
でもだんだんみんな感じてきます。

あなたの投稿は大丈夫ですか?
投稿する前に立ち止まって見てください。
本当にその文章、その内容でいいのですか?

その投稿は誤ったアピールにつながるかもしれません。
自分がどう思われたいのか、どうアピールしたのかちゃんと考えてから投稿してはいかがでしょうか。

面倒ですが、そこをおろそかにすると自分で自分の首を絞めることになるかもしれませんよ。

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