恋愛・結婚で最も大事な要素は価値観であると言う誤解

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心理
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よく恋愛や結婚で大事なのは価値観だと言います。
趣味や趣向が違えばいくら好きでもどこかですれ違いが生じてしまいますよね。

確かに価値観は非常に大事な要素なのですが、ここで誤解してしまう人もいるようです。

今回はその誤解についてお話し、本当に大事な要素を知ってより良い恋愛関係や結婚に生かしていただければと思います。

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好きなことではなく嫌いなことが合う方がいい

価値観の誤解とは、一般的に価値観が合うと言うと好きなものや好きなことが合う人が良いと考えられるのですが、実は好きなことよりも嫌いなものが同じ人の方が人間関係が上手くいきやすいのです。

人の心理として、秘密の共有をすると仲良くなると言われているのですが、秘密と言っても様々です。

例えばコンプレックスのことだったり、懺悔の気持ちだったり。
その中には人の悪口やなにかを否定したい気持ちなど、嫌なことも含まれています。

好きなものは基本的に明るい話題で、秘密にするようなものではないこいとが多いため、秘密の共有にはなりにくいのですが、嫌いなものの場合、暗い話題になりがちであまり人に話すようなことではないため、秘密の共有につながることが多くあります。

みなさんも友人や家族には愚痴をこぼしたりするけど、知らない他人はもちろんあまり親密ではない人に、愚痴や悪口を話したりはしませんよね?

嫌いな話をすると言うのは、ある程度親密度が高くなければ話をしないと言うことであり、あまり人に話をしないと言うことは秘密であると言うことになるのです。

そして、その秘密を話しただけではそれほど親密にはなりません。

秘密に共感してこそより親密度が高まるのです

例えば、カップルの女性が男性に愚痴を話したとき、男性の方が全然聞いていなかったり愚痴に対して否定してくるなどはよくありがちなことですが、話を共有しても女性の方はちゃんと聞いていない場合も否定された場合も100%スッキリしませんよね。

その反面、男性が女性の愚痴を親身になって聴いてくれたり、その愚痴の内容に共感してくれたら嬉しいですよね。

この例では女性が男性に話している設定ですが、反対に男性が女性に話をする場合でも同じです。

男性も愚痴をこぼすことはありますし、悪口を言うこともあります。

それを話してスッキリすることはみなさんもおわかりですね? そして話をするだけではなく、それに共感する人に話した方がより気が晴れますよね。

でも悪口など嫌いなことで盛り上がるのってなんだか褒められたことではないように思う人もいることでしょう。

確かにそればかりではあまり良いとは言えません。
しかし、好きなことは共感されなくてもいいですが、嫌いなことが共感できない人とはなかなか上手くいかないことが多いのではないでしょうか。

例えばあなたがアニメが好きだとします。
ここでもし恋人がアニメ嫌いだとすれば、この恋は上手くいかずに破たんしてしまうことが容易に想像できます。

でももし恋人がアニメが好きではないにしても嫌いでもなかったらどうでしょう。

それは問題なく付き合いが続いていくことが想像できますよね。
では逆にあなたがアニメが嫌いなのに相手が理解しなければどうでしょうか。

最初はいいかもしれませんが、次第になんでわかってくれないのかとイライラしますし、相手もなんでそんなに嫌うのかが理解できずイライラします。

アニメだとわかりづらいかもしれませんが、タバコではどうですか?

あなたがタバコ嫌いなのに、恋人が理解に乏しければ腹立つのではないでしょうか。

好きなものを理解されないのよりも、嫌いなものを理解されないのは大きな障害となることが多いのです。

そして、人は好きなもの(プラス性質)は理解したいと考えますが、嫌いなもの(マイナス性質)は理解しがたいのです。

その理由は、人間が嫌いなものには抑圧された感情が関係しているからです。

嫌いなものが合わないと言うことは、抑え込んでいたガスを抜こうとしたところにまた蓋をされるようなもので、モヤモヤしたまま不満が残ってしまいますが、好きなものが合わなくても好きなものは溜め込むものではないのでモヤモヤや不満は残りません。

そのため価値観が合うのは好きなものよりも嫌いなものの方がより重要なのです。

つまり、恋愛や結婚で最も重要なのは価値観ではあるのですが、それは嫌いなものに対する価値観であり、好きなものが合わないことも大事な要素ではありますが、それが最も大事な価値観であると言うのは誤解であると言えるのではないでしょうか。

あまりうまく説明できていないように思いますが、以上が私が提唱する恋愛や結婚で重要な価値観の誤解についてのお話でした。

まとめると

  1. 人間の心理として秘密の共有によって親密度が高くなる

  2. 秘密とは人には話せないことなので好きなことよりも嫌いなことの方が秘密になりやすい

  3. 好きなものは理解されなくても平気だが嫌いなものを理解されないのは辛い

  4. それは嫌いなものは抑圧された感情であるため

  5. 嫌いなものを理解されない⇒話せない⇒さらに抑圧される⇒不満がたまり苦しい

  6. 以上が嫌いなものが合う方が重要だと言う理由でした。

嫌いなものに限らず、秘密の共有は親密度を上げるためには有効なので、できる範囲で試してみてもいいと思います。

それでは今回はこれで以上です。
また次回お楽しみに。
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